松山市小学校情報教育研究委員会

目標 「教育の情報化」を推進する

 

事務局 松山市立伊台小学校 

〒791-0112   愛媛県松山市下伊台町1438番地1
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7/30 令和3年度第2回情報教育担当者会

2021年8月4日 10時24分

1 日時   令和3年7月30日(金) 8:30~12:00

2 内容   Microsoft GIGA Start Program 推進リーダー向け研修及び部会

3 実施方法 Teamsを使ったリモート形式

 

 令和3年度第2回情報教育担当者会をリモート形式で実施しました。Microsoftの講師の先生に、Teamsとそれに付随する様々な機能や活用方法を教わりました。

   参加者は講師に直接、もしくはチャットを使って質問するなど熱心に研修を受ける様子が見られました。

 各校の情報リーダーとして、校務に指導にGIGA端末等を活用していくために必要なノウハウをたくさん教わり、中身の濃い時間を過ごすことができました。

 その後、各部会に分かれて情報交換をしました。

 夏季休業中もみなさんオリンピックに負けないぐらい「熱く」研修されています。

情報モラル研究部作成 保護者啓発資料

2020年12月24日 08時59分

今年度、本研究委員会の情報モラル研究部が、保護者啓発資料を作成いたしました。

 

①ネット使用ガイド

②タブレット使用上の注意

③課金トラブルから守る  の3つです。

  どの資料も、今の子ども達を取り巻く環境を考えて作成しました。

ぜひご覧ください。

①ネット使用ガイド.pdf

②タブレット使用上の注意.pdf

③課金トラブルから守る.pdf

 

10月30日(金) 松山市情報教育授業研究会

2020年11月17日 16時25分

 松山市立和気小学校にて、松山市情報教育授業研究会が開催され、1・3・5学年の授業公開がありました。情報研究委員会では、夏期休業中の指導案審議にも参加し、和気小学校の先生方の授業づくりのサポートをさせていただきました。

 

 1年生国語科「かかれていることをたしかめよう」では、タブレット端末で写真を撮り、資料から必要な部分を選択し、自分が選んだ部分を拡大提示していました。聞き手を意識し、分かりやすく伝えようとする態度が育てたい情報活用能力として位置づけられていました。

 2人に1台のタブレット端末を用意し行われた授業では、児童はまず動画を視聴し、働く自動車の動きや音を捉えていました。その後、教科書の本文に戻り、伝えたいことを一生懸命話そうとする姿が見られました。2学期からタブレット端末を活用し始めたばかりとのことでしたが、ソフトウェアの特性を生かして何回も写真を撮ったり、書き込みをしたりする活動を繰り返し行うことで、操作を身に付けていたようでした。低学年においても、タブレット端末からの情報(画像、音)と教科書等のメディアミックスの効果が児童の学習意欲の高まりや学習内容の定着に期待できると思います。

  

 

 3年生理科「明かりをつけよう」では、フローチャートを使って条件を整理していました。手順を考える力や、思考錯誤しながら状況によって処理する方法を変える力が育てたい情報活用能力として位置づけられていました。

 3年生は、これまでの学習を生かし、電気を通す物、通さない物を組み合わせながら、オリジナルスイッチを作っていました。この授業では、付箋をフローチャート変わりに使うことに取り組んでいました。オリジナルスイッチを作りながら、フローチャートを自分の考えになるように動かしていました。研究協議では、フローチャートで使う付箋を色分けしていることで、分かりやすく、取捨選択できることがよかったという意見がありました。フローチャートの内容を正しいものにすることが大切ではなく、フローチャートで思考を可視化し整理することが大切であるという話がありました。

 

 

 5年生算数科「円と正多角形」では、プログラミングソフトウェア「プログル」を取り入れることで、正多角形の性質の理解に迫る授業が行われました。プログラミングを進める思考力や判断力、プログラムを提示しながら、聞き手を意識し、筋道立てて説明しようとする態度が育てたい情報活用能力として位置づけられていました。

 授業では、5年生の児童の実態を踏まえ、必ず対話させることを意図し、2人1台でタブレット端末を活用していました。「プログル」の多角形コースを使って、様々な正多角形をかく際、数値指定をする曲がる角度について、実際に自分が動いて確認できる場やヒントカードなどを用意したことで、思考錯誤しながらプログラムを考えることができていました。授業を通して児童は、プログラミングを使って図形をかく場合のポイントについて考えたり、プログラミングを使うと速くて簡単に図形がかけることのよさに気付いたりしていました。

 

  昨年度、本研究委員会に創設されたプログラミング教育研究部の活動では、プログラミング教育の理論研究が中心でしたが、今年度は実践研究を中心に据えています。今回、和気小学校において、プログラミングに特化した授業を公開できたことで、市内の先生方がこれからのプログラミング教育の授業のイメージを共有することができたのではないかと思います。

 GIGAスクール構想の実現に向けて、目前に迫った1人1台タブレット端末の導入を控え、先生方の関心が高まる中、また、コロナ禍により事前の準備が計画通りに進まない中でも、タブレットを利活用したすばらしい授業を公開してくださった和気小学校の先生方に心より謝意を申し上げます。

 

 

 

 

8月5日(水)第2回情報教育担当者会

2020年8月20日 10時06分

情報担当者会において、テレビ会議システムの研修を行いました。

まず、TeamsによるWeb会議システムを活用し、ウェビナー(インターネット上でのセミナー)体験をしました。マイクロソフト社に講師をお願いし、「Teamsで学びを救う!マイクロソフトのGIGAスクール」というテーマでお話をしていただきました。

 Teamsでは、Web会議システムの他、オンラインでの編集作業、コンテンツの作成をチームで協同して行うことができること、Teamsには私たちが普段使用しているwordやExcel、PowerPointのファイルになどにリアルタイムにアクセス、共有、編集できることなどを教えていただきました。オフライン環境でも使うことができ、オフラインで作成したデータでも、オンライン環境につなぐと保存できるということが分かりました。

 その後、実技研修では、Zoomを使いウェブ会議システムを体験しました。上手く繋がったときには、笑顔で手を振って画面上でやりとりする先生方の姿を見ることができました。

 今回、教室を2つに分けてネットに繋いでたところ、複数のタブレット端末で一斉にZoomを使用した場合、途切れたり音が切れたりする状況が見られました。事前に他校で同様の研修を行った際には回線が途切れなかったので、各校ごとの環境が影響するかもしれません。実際に「やってみる」ことで初めて分かることが多くありました。各校でも、いろいろな場面を想定して、テレビ会議システムの活用方法やトラブルへの対応のなどの研修を実施しておくことが大切と思います。トライ&エラーを繰り返す中で、よりよい「新しい学び」を追求していくことの大切さを改めて感じることができました。

 松山市では、これから新しく学校のネット環境工事が始まります。GIGAスクール構想に向けて少しずつ準備していきましょう。